●平成25年12月1日に平川市で開催された石井布紀子さんの「男女の視点を活かした地域防災普及啓発事業」での「性別、年齢、障害の有無に関係なく、避難所において被災者一人ひとりの人権が守られ、安全に安心して生活できるような避難所づくりを一緒に考えてみましょう」に感激した大鰐町の皆さんが、ぜひ大鰐町でも開催したいと、石井さんにラブコール。その熱い希望がかない、土石流被災地支援中の広島市から駆け付けてくださった石井さんの講演&避難所体験づくりのワークショップが開催されました。
●津軽地域の広範囲の参加者約100名は、昼の「おおわに文化幼稚園」「あじゃら中央保育園」園児による鼓隊演奏のアトラクションを挟んで、午前の講演、午後の避難所体験ワークショップを受講しました。
●体験ワークショップには、大鰐町中央公民館が主催する少年少女発明クラブの小学生たちも参加するという偶然も重なり、男女共同参画ネットワーク・津軽広域の取組は大きな拡がりをみせました。
<講演内容>
災害後の関連死を減らすためには「地域づくり」がとても重要だということを、全国で地域づくりに成功している事例を紹介しながら説明されました。→ 地図を作りながら地域を把握していく「防災マップづくり」。地元のお祭りに防災訓練を加える。見守り活動、配食活動、お食事会開催、歩こう会の取組み。このような日々の地域づくりの活動が減災につながります。
<避難所体験づくり>
4グループに分かれ、楽しく知恵を出し合うワークショップを開催しました。
ダンボールや公民館内にある物を活用しながら寝る場所の確保、ゴミ袋や紙オムツで暖をとる方法、避難所に配られたおむすびの数が足りないときはどうするか?など参加者自身が考えて解決しました。
参照:特定非営利活動法人さくらネット
http://npo-sakura.net/relief.php
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