青森県における男女共同参画社会の実現を目指して活動する特定非営利活動法人です。

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私たちは県内で広く活動する会員のネットワークを活かし、
行政や企業、団体そして地域の皆さんとパートナーシップ
をとりながら、青森県における男女共同参画社会の実現を
目指して活動しています。



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   会報 第39号  2017年 3月      無断転載および印刷はご遠慮ください
                                 
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おめでとうございます

佐藤陽子さん (青森県男女共同参画研究所元理事長・顧問)
「平成28年春の叙勲【瑞宝小綬章】ずいほうしょうじゅしょう 」

 佐藤陽子さんは永年、県職員として地方自治に功労があり、平成28年春の叙勲において 【瑞宝小綬章】を受章されました。

 特に1996(平成8)年に女性政策の専管課 として「県女性政策課」が新設された際の 初代課長としてご活躍され、 その後2001(平成13)年に青森県女性総合 センター開設、青森県男女共同参画推進条例 公布・施行された際の所管部長として本県の 男女共同参画行政推進の先頭を走って こられたことから、 研究所の私たちの喜びもひとしおです。

 平成28年11月に研究所の皆でお祝いをしました。
 おめでとうございます。



女(ひと)と男(ひと)をつなぐ 
〜社会を変えるエンパワーメント塾〜開催
 2015(平成27)年から、きちんと男女共同参画を学べる講座を開催したいと会員で話し合ってきました。弘前市の共催と男女共同参画ネットワーク・津軽広域の後援を得て、2回の特別講座を含め全部で8回にわたるエンパワーメント塾を開催しました。
「女性と男性が生きやすい社会をつくるために、これからどのように取り組んでいけばよいのか一緒に楽しく学んでみませんか!!」と、呼びかけ、会員と一般の方々が参加しての開催となりました。毎回、講師の話題提供のあと熱心な話し合いがもたれました。
月 日 テーマ・講師
9月10日(土)
13:00〜16:00
「男女共同参画社会の実現をめざして」
講師:佐藤恵子(NPO法人ウイメンズネット青森理事長・
         元青森県立保健大学教授)
講師:山谷文子(青森県青少年・男女共同参画課課長)
9月11日(日)
10:00〜15:00
10月2日(日)
14:00〜16:00
特別講座 ブックトーク「おひとりさまの最期」
講師:上野千鶴子(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長・社会学者)
10月8日(土)
14:00〜16:00
特別講座 「子育て世代が考える いま欲しい子育て支援」
講師:小崎恭弘(大阪教育大学準教授・特定非営利活動法人 ファザーリング・ジャパン顧問)   
11月20(日)
10:00〜15:00
「青森県の女性政策」講師:佐藤陽子(元青森県環境生活部長)
「婦人教育」講師:前田みき(元青森県環境生活部長・ 元県社教センター所長)
12月18(日)
10:00〜15:00
「これからの家族、身近な暴力」
講師:佐藤恵子 (NPO法人ウイメンズネット青森理事長・ 元青森県立保健大学教授)
1月22日(日)
10:00〜15:00
「身近な法律」講師:工藤緑(当法人理事)
「ハッピー・ライフキャリア」
 講師:石岡百合子(株式会社JOY代表取締役)
2月26日(日)
10:00〜15:00
「職場の意識改革戦略」講師:田中弘子(当法人理事長)
「自分探しから広域ネットワークへ」
 講師:北岡聖子さん(当法人理事)
3月12日(日)
10:00〜15:00
「はちのへ女性まちづくり塾生の会」
 講師:慶長洋子さん(当法人副理事長・会代表)
「平内町虹の会」講師:須藤千和子(当法人理事・会代表)
「三沢市WOMEN'S VISION」
 講師:岩本ヤヨエさん(当法人理事・会代表)
会場:特別講座はヒロロ4階ホール、それ以外は弘前市の男女共同参画拠点施設である弘前市民参画センターです。


 


男女共同参画社会の実現をめざして

2016(平成28)年9月10日の佐藤恵子さんの資料は以下のとおりです。

1 私と男女共同参画のかかわり
 1)専業主婦になって(1975年〜)
 2)家庭教育、婦人教育へのかかわり(1980年代)
 3)大学教員になって(1990年代)
 4)男女共同参画行政へのかかわり

2 男女共同参画社会とは
 男女が、共に喜びも責任も分かち合い、誰もがその人らしく伸びやかに
 幸せに生きることができる社会=性別にかかわらず、皆が幸せな社会
■男女共同参画社会の特徴
 ※日本国憲法に掲げる「男女平等」と「個人の尊重」が同時に実現する社会
 1.法律や建前上だけの男女平等ではなく、実際の生き方や生活で平等
 2.男女とも個人として大切にされ、自分らしく生きることができる社会
 3.男女が社会のあらゆる分野に平等・対等にかかわり一緒に運営していく社会
 4.男女が共に「仕事」+「家庭」+「地域」を担う社会

3 男女共同参画社会実現の必要性
 ※これまでの社会では、女性も男性も幸せになれない
 1.女性が抱える問題(女性問題)の解決
 2.男性問題への気付きと対応
 3.これまでの社会の行き詰まり:少子高齢社会への対応

4 男女共同参画社会を実現するための課題
 ※ 男女が共に自立しつつ、支え合う関係づくり
 1.性別役割分業とジェンダーを見直すこと
 男は仕事、女は家庭 → 男も女も仕事も家庭も
 男らしさ、女らしさ → その人らしさ(自分らしさ)
 2.女性が政治、企業経営、地域運営などに進出し、女性の視点で変えていくこと
 3.男性が家庭や地域の活動に参加し、人間らしくバランスのとれた生き方をすること
 4.男女がともに仕事と家庭を両立できるような条件や環境を整えること
  ⇒ワーク・ライフ・バランスの実現
 
山谷文子さんは県の資料等を使用して、現在の男女共同参画行政についてお話しました。


 

特別講座
ブックトーク「おひとりさまの最期」
 2011(平成23)年7月16日(土)に、NPO法人青森県男女共同参画研究所10周年記念事業として、上野千鶴子さんを講師にお迎えして“ブックトーク”「日本の女性史・あゆみとくらし」をスタートし、その後「おひとりさまの老後」「当事者主権〜自分のことは自分が決める」「何を怖れる」に引き続きシリーズ5回目となる「おひとりさまの最期」を開催しました。
 ベストセラー「おひとりさまの老後」から8年。み〜んなおひとりさま時代が、思ったより早く到来しそうです!と呼びかけた講演会は、会場が満席となる285名の方が来場されました。

{講演内容}
 2007(平成19)年「おひとりさまの老後」から2015(平成27)年「おひとりさまの最期」発行までの8年の間におひとりさまの数は増え、2013(平成25)年のデータでは高齢者世帯の4世帯に1世帯が単身世帯で夫婦世帯が3割、合計すれば5割以上がひとりかふたり世帯。夫婦世帯はいずれどちらかが先立てば、独居になるおひとりさま予備軍。現在の高齢者の背中を見ながら、どうすればよいのか学ぶことが「孤独死」ではなく「在宅ひとり死」になる。
 現在は病院死が多く、在宅死の選択死が示されていない。家族の看取りだけでなく、活用できる介護力さえあれば在宅死は可能。しかし、配偶者間介護が増加し男性介護者が3人に1人。老老介護が増加。同居介護が減少。別居介護者が増加。介護者の孤立化の課題を抱え家族介護も変貌している。超高齢化社会は、身体障がい・精神障がい・知的障がいという誰もが「中途障がい者」になる時代。その障がいを持っても安心して暮らしていけるのか?
 こぶし園施設解体試みをした小山剛さんは、施設は一時的、経過的な避難所であり、慣れ親しんだ土地で家族の近くで暮らすため、地域拠点施設としての特養=サービスの出前で施設はもういらないと述べている。
 24時間巡回訪問介護、訪問医療、訪問介護の3点セットがあれば単身でも在宅で死んでいける。ここ数年で増えてきている「ホームホスピス」は民間の力(普通のすまい・くらし)目が届く人数、手が届く費用、外からの目が入る(ケアマネ外付け、家族、近所、ボランティア)、制度に制約されない柔軟な個別対応ができる事例もある。老後の満足のための3条件は、生活環境を変えない、真に信頼のおける友を持つ、家族に気を遣わずにすむ自由な暮らしである。満足のいく老後の暮らしを追いかけたら、なんと独居に行き着いた。
自立しない・できない子どもを抱えるケアの最期の秘境は、ターミナルケアでハードルが越せる!認知症ケア独居の場合は?認知症は記憶障害だが感情障害ではない。PBSD(周辺症状)にはひきがねになる理由がある。拘束より見守りを。ADSLの自立ができなくなればケアは同じである。生まれることと死ぬことは、自分の意思を超えている。生きている間のことは努力すれば変えられる。与えられた生を最後まで生きぬくこと、そして私たちだけでなく家族のある人もない人も含めて多くの人たちにとって、安心して過ごせる社会をつくることである。


 

特別講座 「子育て世代が考える いま欲しい子育て支援」 
 2016(平成28)年10月8日の小崎恭弘(こざきやすひろ)さん講演は、その朝に NHK『助けて!きわめびと〜目覚めよ!パパ力』に小崎恭弘さんが出演していて、それを見てから来た人もいました。
[講演内容]
 小崎さんからは「私はもともとは兵庫県西宮市で男性保育士第1号として働いていました。現在は大学で児童福祉や保育を教えていて、ファザーリング・ジャパンという「父親であることを楽しもう」というNPO法人の顧問もしています。 男の子3人の父親であり、3人が生まれた時にはそれぞれ育児休業を取って子育てにかかわりました。『子育てにパパぢからを』活用することがママへの最大の支援策です。夫婦がお互いに相手のことを理解し想像力を持って思いやれるかが大事です。」と、大阪弁で軽妙にユーモアを交えてお話が進みました。
「パパが子どもと仲良くできるためには」として
 1.「快」を与えること
  赤ちゃんが不快なこと:眠い・お腹すいた・
  気持ち悪い・の不快を取り除いてあげる
 2.「安心」を与えること
  いつもと同じことをしてあげる
 3.「遊んであげる」こと:笑顔であいさつを しましょう
 4.「子どもの好きなこと」をする
 5.「子どものペースやルールに合わせる」 こと
 6.「大事」と伝えること:ギュッと抱き しめる

 7.「ダイナミックな遊びをする」こと:身体感覚を大事にする
 8.「お気に入りの絵本」を作る:子どもとしっかり遊ぶ


 最後に「男だから女だからではなく、その人一人ひとりの生き方、性格、価値観をうまくバランスをとって子育てすることが父親の育児にとって一番大事です。」との、メッセージが伝えられました。


 

青森県の女性政策 
 2016(平成28)年11月20日の佐藤陽子さんの資料は以下のとおりです。
 
●1996(平成8)年4月に青森県が女性政策を強力に推進するために専管課「女性政策課」を設置し、初代の課長となる。
●それまでの青森県の動き
1975(昭和50)年 総理府に婦人問題企画推進本部設置
総理府婦人問題担当室が業務開始
(これ以降に青森県は女性政策の業務担当課を検討)
1977(昭和52)年 生活福祉部児童家庭課 所管
1980(昭和55)年 企画部青少年婦人室 所管替
1996(平成8)年 生活福祉部女性政策課 専管課として設置
1997(平成9)年 環境生活部女性政策課 組織変更された

 女性政策課は当時、女性保護、女性の地位向上、一層の男女平等の推進、男女機会均等の保障、社会的地位向上追及のための総合的行政組織として位置付けられた。

●平成10年当時の事業内容を挙げると 
1)女性対策の総合的推進
2)女性海外派遣
3)女性の船
4)女性問題に関する調査研究・白書の発行
5)啓発事業
6)「あおもり男女共同参画プラン」の策定
7)青森県女性史(あゆみとくらし)編纂
8)青森県女性総合センター(アピオあおもり)建設
9)女性団体連絡会の育成
10)県女性人材バンクの整備
 (各種審議会への女性登用率向上。当時登用率全国1になる)
11)県内市町村女性行政への啓発支援

※ 当時、67市町村へテレビとビデオを携帯しながら巡回し、啓発研修を実施した事は特に意義深いことであった。




身近な暴力    「DVについての基礎知識」 
 2016(平成28)年12月18日の佐藤恵子さんの資料は以下のとおりです。

1 ドメスティック・バイオレンス(DV)とは
■Domestic Violence(DV)とは  家庭内暴力、夫婦間暴力、夫(恋人)からの暴力などと訳される。 親密な関係にある男女の間に起こる暴力のことであり、男性が女性に対して権力や支配力を行使する暴力を指し、女性が被害者になる場合に使われることば。1970年代半ばアメリカで始まった『殴られた女性たちの運動(BWM)』の中で作り出され、1990年代以降世界中で使用されるようになった。

2 DVはどのような暴力なのか
1)DVは、親密な関係にあるパートナーに対して振るわれるパターン化した暴力である。
 ※朝日新聞投書『夫の暴力 ついに反撃』1998.7.26付け
  新聞に初めてDVの投書が掲載された。


 1.DVでは、様々な暴力が複合的に振るわれている。
  ・身体的暴力 ・精神的暴力 ・性的暴力 ・経済的暴力など
 2.暴力は、単発的・一時的なものではなく、パターン化されて繰り返し振るわれる。
 3.被害者が問題を認識しにくく、長期化し深刻化しがちである。

2)DVの本質は、暴力によるパートナーの支配(コントロール)である。
 加害者はパートナーを自分の思い通りに支配するために意図的に暴力を振るっている。


3)DVは重大な人権侵害であり、犯罪である。
  DVは、暴力によって被害者の自由な意思や行動を奪い、人間としての尊厳を踏みにじる重大な人権侵害である。親密な間柄であろうと決して許されない犯罪行為である。


4)DVは、個人の問題ではなく社会の問題である。
  DVの根底には、男性中心主義=女性差別の社会構造がある。
  ○男性と女性の不平等な関係:男性優位、男性中心に運営されている社会のあり方
  ○女性が男性に依存することを前提にした性別役割分業システム
  ○ジェンダー(男らしさ、女らしさ)による束縛・強制
※DVは、個人で解決できる問題ではなく、社会が責任を持って解決すべき問題である。




「アピオあおもり秋まつり」 
  石岡百合子監事が記念講演の聞き手を務める

2016(平成28)年11月6日(日)に青森県男女共同参画センター(アピオあおもり)において「パートナーセッション2016 アピオあおもり秋まつり」が開催されました。

記念公演を予定していた登山家の田部井淳子さんが10月にお亡くなりになったことから、 夫の田部井政伸さんが
「登山家 田部井淳子の歩んだ道〜夫が語る 一人の女性としての生き方〜」
と題して、石岡百合子さんが聞き手となってお話しを伺いました。



 田部井淳子さんの「山にかける強い思い」や「普通に暮らすことを大事にした」日常生活、サポートしてきた夫の政伸さんの想いを、石岡さんはとても上手に引き出していました。






田部井淳子さんが
「病気にはなっても、病人にはなるな!」という決意のもと、抗がん剤治療をしながらリハビリをし、登山を続けたというお話には人間としての生き方を教えられました。


 


「アピオあおもり秋まつり」でワークショップ開催 

「これからの男女共同参画 〜元気に自分らしく生きる〜」をテーマに、石岡百合子さんが話題提供したあと、参加者がじっくり話し合いました。

キャリア・デザイン
キャリア・デザインとは、仕事に限らず、充実した人生の時間の過ごし方を自分で選ぶことである。人生の節目において、自分で判断しないのが“漂流者”である。
 1.“この道”一筋に進む人(芸術家、専門家、家業をつぐ人)
 2.節目で方向を変えながら進む人(節目はあるが自分で判断する人)
 3.漂流者(流れに任せ自分で判断しない人)

人生の4つのL(4つの役割)
最近のキャリア教育講座では、受講者が身近にキャリアを実感でいきるようにしたいと考え、L・サニー・ハンセンの理論を簡単に解説している。特に、若年者には労働の意義と重要性について、よく理解できたというアンケート結果が得られている。

キャリアとは、
1.選ぶのも決めるのも自分である。
2.自分には複数の役割がある。
3.その役割を果たすことによって自分の人間性や能力を高めることになる。
4.自分の意思によって組み合わせて同時に果たすことができる。

“統合的人生設計 6つの重要課題”
1.グローバル化はもっと進む。
2.子育てで大変な時期は長い人生から見たら一瞬である。
3.男性も女性も一緒にキャリアを考える必要がある。
4.多様性を受け入れる懐の広さ、包括的に物事を捉える力が求められる。
5.意義を考えない仕事や人生はどうなる?
6.必ず人生の節目はやってくる。世界の変わるスピードが上がると組織改革が必要になる。 柔軟に対処することが自分を活かす道であり、女性に限らず、これからのリーダーに求められる資質だと言われていることと一致している。

私は・・・
「私は」の続きをできるだけ多く書き出すワーク。書き始めてすぐにペンが止まってしまう人や20以上をあっという間に書ける人など様々だった。参加者には自己概念、自己の振り返りができているかどうかを実感していただいたようである。
「私の物語」の主人公は自分自身であり、言語化することで自己のキャリアを認識できる。
 1.今までの自分を書き出してみる(経験、長所、短所)
 2.自分のことを人に話してみる(心の中をことばにする)
 3.人の話を聴いてみる(他の人の考え方、違いを尊重する)




「女性が活躍できる社会をめざして」 
 NHKクローズアップ現代で23年間キャスターを務めた国谷裕子さん講演会

 2016(平成28)年6月26日(日)、盛岡市「おでって」のもりおか女性センターで開催された国谷さんの講演会に盛岡市在住の赤沢千鶴会員と、山谷文子会員が参加しました。

 申し込み受付からわずか50分ほどで150名の定員が一杯になったという会場は、熱気あふれる多くの女性(とちょっぴりの男性)で一杯でした。

 国谷さんは、23年間にわたった「クローズアップ現代」のキャスター時代、病欠はゼロ。どんなに熱があっても仕事をし、毎日山のような資料を家に持ち帰り、勉強し、新しいテーマを取り上げていったそうです。
 また、国谷さんはNHKのアナウンサー(職員)とよく間違われたそうですが、フリーランスで、NHKとは1年ごとの契約更新だったとのことでした。

 国谷さんは女性たちが声をあげていくことがいかに大切であるかを自分自身の経験あるいはフェイスブックCOO(最高執行責任者)のシェリル・サンドバーグさんのお話を紹介しながら語りました。
 また、APEC(アジア太平洋経済協力会議)で出会った日本企業の執行役員(女性)が「うちの会社では、女性を『賢いイルカ』と呼んでいる。いきなりサメ(男性社会)の群れに放り込んだら食べられて生き残れないから、ある程度安全な場所で育成し、成功体験を積ませてからサメの群れの中に放つと上手に泳ぐ。」という話から、女性たちをどう育てていくかという人材育成の話など、女性が活躍できる社会にするために必要なことが何かを分かりやすくお話してくださいました。

 当日は「男女共同参画週間もりおか展」が開催 されており、パネル展示なども見学してきました。